純正品以外のプリンターのインクカートリッジを購入する方法

書類を作成したり、写真や文書を印刷したりする場合はプリンターのインクの減りが早く、カートリッジを頻繁に交換しなければいけないため、コストがかかるのが悩みという方も多く見られます。メーカーの純正品よりも互換品のカートリッジであれば、2~3割安く購入できる場合があります。
互換品は純正品の品質に近づけられるように努力されています。配合されている成分にも違いがあるため、全く同じ印刷物に仕上げるのは難しいでしょう。しかし、検証された結果では印刷物の再現率が90%以上を超えるので、素人が見ただけでは違いが分かりにくいです。
互換品の製造工場も国際基準を満たした認定を受けている所もありますし、紫外線にも強く退色もしにくいと評価されている物もあり品質が安定しています。購入後も品質の保証期間や使い方に関するサポート窓口を設けている会社もあるので、安心して利用できるでしょう。

互換カートリッジの購入の仕方と使用する上での注意

一部の互換インクカートリッジはホームセンターや家電量販店の店頭で販売されている物もありますが、売れ筋の機種で使える物のみしか置かれていないことが多いです。売り場にない場合や他の互換カートリッジを購入するなら、ショップサイトから注文することになります。
配合成分に工夫をしていることと、店舗を通さずに利用者に直販することで中間コストを削減することが、純正品より安価に購入できる理由です。業者側では使用済みのカートリッジを無償で集める運動をしていることもありますので、ゴミとして処分することなく環境にも配慮できるでしょう。
互換品によっては、プリンターから入れ替えをした際にICチップが機能せずに残量が確認できない場合があります。そのまま使っても差し支えはありませんが、印字面が薄くなってから初めて残量がないことに気づくので、早めにストックを用意できません。決められた期間内であれば業者側で交換に応じてもらえるので、早めにサポート窓口に連絡するようにしてください。

詰め替えタイプを使うと更に安い値段で買えることも

互換品でも詰め替えタイプであれば、さらにコストダウンが可能になり、純正品の半値で購入できる物もあります。使用方法は、既存の純正品のカートリッジに密封包装された液状のインクを詰め替えて使います。
カートリッジに詰め替える際に、純正品のカートリッジのICチップの部分に手を触れなければ、破損する心配がありません。プリンターに新しく詰め替えたカートリッジを設置しても、残量の読み取り機能はそのまま使えます。
注意が必要なのは、用具がないと上手に入れられない場合があることです。作業に慣れていない場合は、周囲にこぼすトラブルを起こしてしまいがちです。稼働中に液漏れした場合は機種の内部を汚し、破損や故障の原因となることもあります。互換品を扱うサイトでは、専用のスポイト等の道具も用意されていますので、一緒に購入をして詰め替えに利用すると失敗しにくいです。

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